2017年12月9日

土手

生まれ育ったのは何の特徴もない田舎の小さな町。

それ故に、自然と触れ合う機会が多かったのは良かったかなと。

外で遊ぶことが多かったので四季折々色んな雑草とも共存していたって感じだ(笑)それで季節も確認していた。

中でも川が流れる土手での思い出がいちばん多い気がする。畑でも遊んだなぁ。

植物が芽吹く春が特に素晴らしかった。畑のレンゲも見事だった。桜の並木もあった。土手では春先、野焼きもしてたっけ。

ここでのいちばんの遊びは野ゾリだった。当時は段ボールより木箱のパッケージが多い時代。その箱を壊し、組み立ててソリを造るのだ。自分では造った記憶がない。
兄か使用人の誰かが造ったのだろうと思う。

川は長い時間をかけて姿を変える。子どもの頃と今ではかなり違っていると思う。

ポカポカ陽気の春の日は、田んぼに引かれた流れで、ザリガニを見つけたり、メダカやドジョウを見つけたりしていた。

あんなたわいもない時間が、キラキラ輝いていて・・今では大切な思い出になっている。

三上宏幸

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