2017年3月8日

もうすぐ丸6年!

原発被害の福島の今は、どうなっているのかと思いながら先日、NHKの特集番組を観て憤りを感じた。

今になって自殺者が増えているという現実を追った取材に胸が締めつけられた。

ふるさとを愛する心を打ち砕かれた人たち。希望を失った人たち。

衝撃だったのは川内村の30代夫婦の自殺だった。農業に命をかけていた。だけれど、どんどん失われていく再生の道。

生前、映像の中の夫婦は明るかった。絵に描いたような、どこにでもいる仲良しの幸せな夫婦に見えていた。

事実を知ってショックだった。

震災からもうすぐ丸6年という歳月を経て、人と人のコミュニケーションが鈍くなっている現実がある。原発本体の不具合と除染、廃棄物処理が思うように進まない現実があるように。

人々は、散り散りになった。例えば・・子どもを抱え、その環境と農業や酪農もできない、働き口もない困難から、県外での生活を強いられている人たちがいる。

国は、この現実をどう捉えているのか?! 悲惨過ぎる。

豊かな自然を失った農家の行く先は深刻だ。

農家だけの問題じゃない。キツい現実に閉口してしまった。悲しいことだ。

未だに仮設で暮らしている兄夫婦も、南相馬に戻ろうと考えているようだけれど、住めなくなって6年も経つ家。かなりテコ入れしないと住むのは難しいだろう。

歴史ある学校の存続も難しくなっている現実もある。

そんな中、明るい兆しもないことはない。再生を考える若い力が芽生えていることも確か。行政に頼らず、自分たちのアイディアでコミュニティーを築き、地域に活気を持たせようとしている。

人々が戻って来れて・・その暮らしが少しでも潤いのあるものであって欲しいと思う。

丸6年か・・過ぎて行く時間が早いなぁ~!つくづくそう思えた。

三上宏幸

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