2017年1月27日

アングラの時代

今、全く聞かなくなった言葉になってしまった。アングラとはアンダーグラウンドの意味。マイナー志向の趣味趣味思考。70年代前後からの、ひとつのカルチャーってものだろうか。

小生、まだまだガキだったけど、一生懸命背伸びして、その風潮に必死でくらいつこうとしていた。

映画ならATG、演劇なら黒テント、肉体でおどろおどろしく表現する舞踏・・アートシーンでは行為そのものが芸術とか。こういうのが代表的なもんだったかな。

何気に芸術家に憧れ・・美術手帳をむさぼり読み、横尾忠則にも憧れを抱き(あの頃の彼はインドに傾倒していたっけ)新宿のピットインなんかで前衛ジャズなんか聴いていた。

笑えるほどに空っぽな感じ。

虚無感に苛まれ、己の才能と能力の無さに、どっかでうなだれていた。・・自分て何!?アイディンティティーなんてまるで無いのに・・あてもなく求めるみたいな(笑)

予備校なんか、ちっとも楽しくなかった。バイトだけが楽しかった。そこにはいろんな人がいたし、時間でカネが稼げるし。可愛がってもらったりすることが嬉しかったし。

それは、入学できた大阪まで引きずったけど、一皮剥けた小生は明るくなれた。

わけが分からずもがいていた・・アングラの時代があったからこそだと思う。

こんなに時代は流れたのに・・
あの頃の景色を忘れてはいない。

三上宏幸

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