夫を亡くした姉に、ねぎらいのメールをしたけど…返信がない。
あんなに愚痴をこぼしていても、そこは…長年連れ添った夫婦…
あっけなかった夫の死。
ぽっかり空いた大きな穴。突然のことに…姉は動揺し、気持ちが萎えているんだろう。
大きな大きな喪失感で、虚ろになっているんだろう。
まだまだ、そっとしておいてあげたら良かった…
せっかちな弟は、元気付けよう!なんて…余計なことをしてしまった。
私に仕事があり、葬儀に行けなかったこともあったので…
葬儀が終わって何日か経って、電話で姉と話しはしたけど…
気が済まなかった。
いくら何でも、気持ちの整理が付く迄は、ある程度の時間がかかる。
失ったものの大きさは、本人にしか分からないものだ。
人間性がどうとかは…ほっといて…義兄の存在は姉にとって、多大だったことに違いはない。
良いお葬式だったと妻が言っていた。
殿の遺影は、何年か前にロータリークラブでニューヨークに行った時のスナップだったらしい。
チェーンスモークしてた(!)タバコと共に映っている写真。
殿のお気に入りだったと聞く。
おかしなものだ。
亡くなってしばらく経つと、良いところばかりが思い出される。
ずうっと…可哀想な姉!あの人は!全く!って、思っていたはずなんだけど。
故人、って…なられてしまうと…感情も変わってしまうもんなんだね…
三上宏幸