何年経ってもこの仕事の厳しさを感じる。それはヘアメークという仕事だけの話しじゃなく、どんな仕事であれお気楽な職業なんてありはしないと思う。
あるひとつの仕事をするにあたって、ディレクターを筆頭に、いろんなスタッフのその仕事に対するイメージが強ければ強い程、それと違うものを創ってしまうと、ちょっと…???ってことになってしまう。一般的には何の問題もないように見えることでも、私たち創り手サイドにとっては大問題なのだ。それなりのこだわりがあるからだ。
なので結局、我々はチームのようなかたちをとることが多いのだ。その人のテイストをわかっていて、その人もこちらのテイストを理解してくれるとなれば、仕事がスムーズに運ぶということになる。
それこそ仕事の内容は毎回違う訳だし、広告、CMと一言で言っても、その幅は広いし、雑誌にもその雑誌の特色やターゲットというものがあるのだから。
良い意味で、こういうヘアメークの感じもあるのか!?とか、ウワッ!面白い!とか思っていただいて、受け入れてくれたならとても嬉しいことだけれど、なかなか…!?
私は女優さんが多いけれど、いつも同じ、何に出ていても同じ!っていうのはあまり好きではない。だからと言って、求められていないことは、しませんよ(笑)被写体になる人がどんなこと、役まわりをするのかがとても大事だと思っている。
勿論、女優さんたちの好みも加味しながら、その仕事で求められている女性像に近づけたいと思う気持ちでいっぱいだ。更にクオリティやグレード、可愛いらしさや美しさなど、美のクリエイターとしての(笑)腕前も発揮したいと思っている。ささやかながら…(笑)
まだまだ勉強です!
三上宏幸